【ことば】は訓練で身に付くか
ことばの力を養うためには、
乳幼児期から児童期にかけて、
家庭での親子のかかわりが重要である。
(内田信子『発達心理学ーことばの獲得と教育』岩波書店、1999年)
本の中に、
言語能力に関しては、
一般的な行動の学習と異なり
早期教育のような「訓練」による、
言語獲得の差は見られなかった
という例がありました。
豊かな経験や、感情や、
心のこもったやり取り
そんなものと紐づけされて
育まれていくんですよね。

感情と言語が一致しての
言語能力ということですね^^
そして、そうであって初めて
コミュニケーションの道具として
使えるものになると。
「訓練」で身に付いた
”ように見える”もの。
それって、上っ面だけのもの。
そしてそれって、恐ろしいことに、
大事な時には気づかないの。
目に見える結果に舞い上がってて、
全然気づかないんですね。
上っ面だけだからね、
メッキみたいにさ、
上が剥がれりゃすぐ終わりで。
じゃあ、どうすればいいのかって?
遠回りに思えて、
結果がすぐに見えなくて、
だけど、確実に積み上げる方法って?
言語を学ぶ上で私たち人間は
規則性や構造、状況に応じての抑揚など
生身の人が全身で発する情報を
受け取って血肉に変えていくんですね。
ですので、我が子の言語習得を
考える時はこのポイントを意識して
進めていくといいと言えます。
こうしたら→こうなるというような
万人に当てはまるマニュアルがない…
だからこそ、ママの力というのが
大事♥だと考えています^^