【絵本で子育て】読み聞かせの正しい方法は?絵本育児の正解ってあるの?

「それとも、お話しながら読み進めるのが正解なんでしょうか…?」
これは、本当に多くのママが揺れている問題だと思うんです。
実際に私も、レッスンやセミナーなどでこういった疑問を耳にしたことがあります。
現代はSNSの大洪水時代ということもあり、様々な情報があふれていますよね。
いったい何が正しいのでしょうか?
- 絵本の読み聞かせ方に正解ってあるの?
- 読み聞かせ育児において大切な「〇〇」とは?
私も揺れていたママだった
実を言うと、私自身も揺れていたママの一人なんですよね。
だから、何をまー、偉そうに語っているのか…って感じなのですがw
10年前、初めての育児で、失敗は絶対にできない、この子を賢く幸せに育てるんだ!!と意気込んでいた私。
子育て情報の中でも、絵本の読み聞かせはたくさんしたほうがいいというのに食いつきました。
もともと絵本が大好きで、わが子と絵本時間を楽しみながらやろう!と絵本育児をスタート。
だけど、途中で絵本の読み聞かせへの色んな考え方に出会いました。
「あれが正しい」「これはダメ」・・・。
だんだん、どうやって読み聞かせればいいのかわからなくなってきました。
対話式読み聞かせへの違和感
対話式読み聞かせってご存知ですか?
この、「対話式読み聞かせ」っていう読み聞かせ法を知った時、私はちょっと混乱したんですね。
というのも私は、まず「対話式読み聞かせ」という名前が「????」だと感じたんですね。
読み聞かせなのに対話?って。この時はまだ、対話=言語でのコミュニケーションだと思っていたんです。
推奨されている対話式読み聞かせとして紹介されている3つのポイントは、
1.これは何?という質問を多くする
(絵本を見ながらこれは何?とか、これは何だと思う?などの質問をするそう)2.絵本を一緒に読みながら制約のない会話をする
(つまり解答がある話でなくてもいいので、とにかく子どもに自由に発想させる)3.子どもの興味に沿って会話を進める
(決して親が一方的に押し付ける会話ではないということですね)
これを見てまず私、「質問したりしてどんどん語り掛けるやり方」なんだな、って思ってました。
もちろん、それも間違いなわけではないんだけど、「子に空想させたりする余白を与えるゆったりした読み方」や、「ストーリーを追って淡々と読んでいくやり方」とは相反するように思ったんですね。
先入観が違和感を作っていた
「対話式読み聞かせ」なので、対話しながら、というのはもちろんその通り…なのですが、対話というのは言語を使ってするコミュニケーションだけを言うのではなく、非言語で感じる所からの対話も含まれるんですね。
これは、私にとって本当に盲点でした。
そう、「対話式読み聞かせ」は子供の観察ってのがあってこそのお話だということ。
絵本をツールとしてお子さんと対話をするというのは、表面的な言語での対話を意味するだけでなく、視線や息づかいや表情なんかから、心との対話をするということも含まれるんです。そのことに気が付いたとき、私はやっと混乱から抜け出せました。
対話式読み聞かせの具体例
対話式読み聞かせの具体例を挙げます。
「今は頭の中で何かやってるな」と思ったら、そっとしておく。
「聞いてほしいんだな、披露したいんだな」と思ったら、聞いてあげる。
「同じようなことやってみたいのかも」と思ったら、アクティビティにつなげる。
「あ、これつまらなそうだな」と思ったら、今日の所はやめにしてみる。
「おお!これ好きそう!」と思ったら、同じような本を探してみる。
などなど・・・。「対話式読み聞かせ」と聞いただけのイメージでは、ここまで想像も及びませんでした。
勘違いも甚だしい、はやとちりママの私でした。
「対話」はコミュニケーション
前述したように、絵本をツールとしてお子さんとコミュニケーションをとって進めていくのが、対話式読み聞かせなんですね。
なので、先にもお話した通り、対話式読み聞かせにおいて一番大切なのは「観察」です。
観察なくして、質問攻めにしたりペチャクチャまくし立てるのは対話式読み聞かせじゃないんです。
この点は、けっこう勘違いされている人もいるんじゃないかと思います。(私は盛大に勘違いしていました!)
一方的に読むだけだとコミュニケーションじゃありません。
たとえ絵本を読んでいても、そこに聞き手として存在するお子さんと共有してはじめてコミュニケーションになるんです。
娘に絵本を読み聞かせまくっていた昔の私を思い返すと、完全に自分の都合で読んでいたので(汗)、絵本を読んではいましたが、コミュニケーションできてなかった・・・かな。
「毒親」と呼ばれないために…
読み聞かせの正解
読み聞かせに正解はない!と言うのも半分正しくて半分間違いですね。
だって、「読み聞かせ」って、相手がいるからこそできるものですよね。
私がここで話しているのはコミュニケーションとしての読み聞かせです。
だから、絵本の読み聞かせに正解があるならば、それは「対話」をしているかどうか。
冒頭に出した2つの相反するように見えた質問、
「お話は、ゆっくり静かに読むべきで絵本の言葉を淡々と読むのが正解?」
「それとも、お話しながら読み進めるのが正解なんでしょうか…?」。
これ、実は両方とも仲間なんですよね。聞き手と対話することで導き出した読み聞かせの方法ならば。
ゆっくり静かに読んで絵本の言葉を淡々と読むのも、聞き手の様子と対話して決めたのなら対話式。
お話しながら読み進めるのも、もちろん対話式。
だからね、相手(お子さん)と対話して導き出した読み方なら正しいんですよ♪
どっちも正解!!ってズルいかもしれないけど(笑)
自信を持って、Happy reading!!
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私も3人(小5長女・小1長男・2歳次男)の母親です!
ママ自身を大切にする幸せな子育てライフ、ともに楽しんでいきましょう^^
わが家のお金をかけずに心をかける家庭教育の中間報告
>>おうち時間を大切にしたら、こうなりました!で、おうち時間を大切に塾も教材もナシで来た長女が、グローバルな視点で大学生や社会人の方たちと日本の未来についてスピーチし合い賞をいただけたことを記事にしています。
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