子どもの可能性を伸ばす㊙方法|見逃されがちな3つの重要事項とは

やっぱり子どもが小さい頃の親の関わりで可能性を伸ばせるか決まってくるんですよね?
わが子の可能性を伸ばすのに、意外と見逃されがちな点を記事にしました。

かわいい我が子の可能性はどこまででも伸ばしてあげたい、と願うのが親心。
子どもは無限の可能性を秘めています。
いったいどのようにしたら子どもの貴重な可能性を伸ばせるのでしょうか。
そこには見逃されがちな、とても重要なことがあります。
勉強や経験も大切なことですが、身体と心を健康に育てることが最重要です。
こちらの記事では、子どもの可能性の伸ばす上で見逃されがちな点を紹介します。
目次
子どもの可能性を伸ばすには
子どもの可能性を伸ばすには、親としてどのようなことができるのでしょうか。
可能性に満ちあふれた子どもは、ちょっとしたことでその可能性を伸ばせますが、また逆に些細なことで可能性をダメにされてしまうこともあります。
小さい子どもの可能性を伸ばすカギとなるのは、まずは親の存在です。
親が子どもの可能性を決める、というのは大げさかもしれません。
ですが、親の子どもに対する接し方が、子どもの可能性を伸ばすかを大きく左右するのです。
子どもの可能性を伸ばす方法|心と身体の健康を大切に
子どもの可能性を伸ばすことを考えると、何かを身につけさせるなど、何かを取り入れることに目が向きがち。
ですが、まずは土台です。子どもの心と身体の健康を大切に育てることが土台となります。
健康な土台なくして、可能性は伸びていきません。
心と身体をバランスよく育てることが大切なのです。
子どもの可能性を伸ばす方法|ほめる(認める)
子どもの可能性を伸ばすには、まずはほめることが大事です。
ほめるという言葉にモヤモヤする方もいらっしゃると思います。
ここで言う「ほめる」は「認める」ということだと思ってください。
ほめられる(認められる)ことによって、子どもは喜びをおぼえてさらにやる気を引き出します。
ほめる(認める)ことは、子どもの心の健康を育てるのです。
できないことを叱るよりも、できたことをほめて(認めて)あげましょう。
子どもは叱られると「ダメなこと」「今度は叱られたくない」と感じ、萎縮してしまいます。
もちろん危ないことや人に迷惑がかかることをした場合には、「いけないこと」としてしっかりと言い聞かせる必要があります。
そうではなく、子どもが一生懸命がんばったにも関わらず、親の思うような結果が出なかった場合など、ついつい叱ってしまうことはありませんか。
しかし子どもは叱られると、次はやらないようにしてしまうので、結果的には子どもの可能性を伸ばせなくなってしまいます。
逆に些細なことでもできたことをほめられる(認められる)と、子どもはとても嬉しくなります。
そして次も「がんばろう!」「またやってみよう!」と思えるのです。
ほめられて(認められて)育った子どもは、何事にもチャレンジできるようになります。
結果的に、ほめられる(認められる)ことによって、子どもの可能性を伸ばせるのです。
経験や体験によって子どもの可能性は伸びる
子どもは経験や体験によって、可能性を伸ばすことができます。
経験や体験は、身体の健康を育てます。つまり、体も心も育てられるのです。
生まれたときは皆、何も体験していない状態です。
その後、まずは親との関わりからさまざまな経験や体験をして育ちます。
経験や体験の数が多いほど、そして多様性に富んでいるほど、子どもの可能性は伸ばせます。
わかりやすい例をあげてみましょう。
たとえば小さな頃にスキーをしたことがある子どもとない子どもでは、スキーを体験したことがある子どものほうがその方面で可能性を伸ばせます。
スキーをするとさまざまな体験をします。
- 雪に触れ合う
- スキーのスピード感を味わう
- バランス感覚が養われる
- 寒さを感じる
- 転べば痛いことを覚える
さまざまな体験によって心も身体も刺激され、スキーだけではない可能性が引き出せるでしょう。
小さい時に身体でおぼえた運動能力は、成長しても身についているものです。
スキーなどスピードや大きな動きのあるものは、大きくなるにつれ恐怖心が芽生えるようになり、怖さが先立ってしまい挑戦すらできなくなる人もいます。
砂場で砂と触れ合う、水遊びで水と戯れる、ボールを使って遊ぶ、などの普段できるようなさまざまな経験からも可能性を伸ばせます。
小さいうちからできるだけたくさんの経験や体験をさせてあげたいものですね。
健康的な身体づくり
発達段階にある子どもは、健康的な身体づくりも大切です。
毎日の食事の重要性にも気を配りたいものですね。
バランスのとれた食事によって、健康的な身体づくりが実現できます。
また子どもは、日々身体で感じることがたくさんあります。
- 痛み
- 苦しさ
- 疲れ
- 眠さ
- 気持ちよさ
たくさんのことを身体で感じとり、成長とともに自分でそれを表現できるようになります。
子どもが何かを訴えた時には、見逃してしまっては可能性を伸ばせません。
子どもの訴えに、耳をかたむけてあげましょう。
子どもの才能を伸ばす言葉かけ
子どもの才能を伸ばすためには、言葉かけもとても重要です。
昨今では、大人も言葉の使い方がとても大切だということが、自己啓発や成功哲学などで言われています。
それと同じようなことが子どもたちにも言えるのですね。
子どもの心の健康を望むなら、可能性を伸ばしてあげる言葉かけをしましょう。
子どもの才能を伸ばす言葉かけの具体例
子どもの才能を伸ばす言葉かけには、以下のようなものがあげられます。
「うん、がんばったね!」
「〇〇ちゃんさっすが~!」
「大丈夫だよ!」
「〇〇くんならきっとできる!」
よく聞くことかもしれませんが、ほめる(認める)ような言葉かけと、子どもを応援して背中を押すような言葉かけは大切です。
子どもはほめられたり応援されたりすると、喜びをおぼえてやる気を引き出します。
(子どもだけじゃないですよね。大人もそうじゃないですか?)
こういった前向きな言葉をかけることも、子どもの可能性を伸ばすことにつながります。
子どもの可能性をつぶしてしまう言葉かけの具体例
逆に子どもの可能性の芽をつんでしまうおそれがある言葉もあります。
私たち親がうっかり使ってしまう言葉だったりします。
子どもが一生懸命に取り組んでいることに対して、次のような言葉をかけたらどうでしょうか。
自分が子どもだったらどう思うか考えながら読んでください。
「ダメ!」(親基準で物事の価値を決めての「ダメ」)
「どうしてこんなこともできないの?」
「何度言ったらわかるの?」
「そうじゃないって言ったでしょう?」
「どうせできないんじゃない?」
このような言葉かけをされると、子どもは萎縮してしまいます。
新しいことに積極的にチャレンジできなくなってしまうでしょう。
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可能性を伸ばす子育て方法がわからないとき
可能性を伸ばす子育て方法がわからない親御さんもいます。
でも難しく考えることはありません。
日常生活の中で親子の自然な会話を繰り広げ、おいしいごはんを食べ楽しい時間を共有する…。
実はこの中に今回お話しした3つの要素が入っているのです。
子どもたちは、そんな日常の中でこそ可能性を伸ばせるでしょう。
親があまりにもスマホに夢中になっていたり、「忙しい」と子どもと向き合う時間がとれなかったりすると、子どもの可能性の芽を見逃してしまいます。
子どもと一緒にいる時間には、なるべく子どもと向き合うことが大切ですね。
子どもの可能性をつぶしてしまう親の特徴とは
ではここで、子どもの可能性をつぶしてしまう親の特徴をあげてみます。
「子どもの可能性をつぶしてしまう」というと、言葉の響きは何とも残酷な感じがします。
ですが、意外と私たち親が気軽にやってしまいそうなことなんです。
子どもの可能性の芽を、親がつぶさないように気をつけましょう。
親の代わりを子どもにやらせる
親自身が子どもの時に叶わなかったことや失敗したことを、自分の代わりとして子どもにさせる親は要注意。
もちろんそれが子どもの興味とぴったり合った時には、可能性を引き出せる場合もあります。
しかし、子どもの可能性をつぶしてしまう場合も多々あるのが現実です。
10年以上教育職をしており、そういったケースをたくさん見てきました。
例を挙げると、自分が大学受験に失敗したから、子どもにはスムーズに大学受験を成功してほしい! との熱い思いのあまりわが子が幼いうちから教育熱心になりすぎて母子関係が悪くなってしまったり…。
ごく幼いうちから厳しくしすぎてしまうと、やがて子どもが思春期を迎える年齢になると反抗してしまい、一切勉強を投げ出してしまうこともあるんです。
親の代わりを子どもに強制するのは、ほどほどにしたいものですね。
小さな成長を見逃す
子どもの小さな成長を見逃してしまう親も、気を付けたいですね。
現代のお父さん、お母さんは本当に忙しい。私も心からそう感じています。
家電や電子機器の発達で、家事や仕事の効率は上がりました。
しかしその代わり処理する情報が増え、やっていることは結果的に増えています。
なかなかゆっくり子どもと向き合う時間もとれません。
そのため子どもの小さな成長を見逃してしまう場合もあります。
子どもは日々成長していますが、一つひとつをとってみるとほんの小さな成長です。
小さな成長に気がついてほめてあげられれば、子どもの可能性の芽に気づき伸ばしていけますが、誰も気がつかないと、それ以上の可能性を引き出すのが難しくなってしまう場合もあります。
小さな成長の中には、子どもの大きな可能性が隠されている場合もあるのです。
日常のなかでも子どもの様子に気を配り、新しくできたことなどがあれば、その場でほめて(認めて)あげましょう。
子どもの可能性を伸ばす教育方法
それではここで、子どもの可能性を伸ばす教育方法を紹介します。
教育方法の紹介というと、なんだか素晴らしい斬新なことが出てきそうですよね。
でも、お金のかかる何かを与えることではありません。
可能性に満ちた子どもをさらに伸ばしてあげるための、家庭で親ができる方法です。
子ども自身に考えさせる
幼いころから子ども自身に考えさせるようなクセを付けましょう。
むずかしく考えることはありません。
たとえば絵本を読んでいる時に、子ども自身が考えられるような問いかけをしてみます。
「キツネはどこに行っちゃったのかな?」
「どっちが好き?」
「〇〇ちゃんだったらどうする?」
などと問いかけをして、子どもに考えさせます。
ただ、この時に正答や模範的解答を求めないでください。あくまでもこれは会話です。
生活のすべての場で、子ども自身に考えさせることは可能です。
忙しい朝、お着替えがまだ上手にできない子どもに対して、親がボタンを留めてあげるのは手っ取り早くてかんたんですよね。でもちょっとお子さんにやらせてみてください。
こういった小さな「自分でできた!」という体験の積み重ねが可能性を伸ばすことに繋がるのです。
「まだできないから」と思っていても、いつの間にかできるようになっているものです。
そのためには、少し時間がかかってしまうかもしれません。
ですが、子どもの可能性を伸ばすためには、子ども自身に考えさせてやらせてあげることが大切でしょう。
長所を見つけたら伸ばせる環境を与えてあげる
子どもを見ていると、意外な長所を見つけるかもしれません。
そんな時には、見つけた長所が伸ばせるような環境を与えてあげましょう。
たとえば、両親ともに運動が苦手な子どもがいたとします。
両親は、当然子どもも運動が苦手だと思い込んでいるのです。
でも、ふとした時にジャンプ力がほかの子どもよりも高いことを発見したとしましょう。
公園へ連れていき、少し段差のあるところからジャンプをさせてみます。
子どもが楽しそうに何度もジャンプを繰り返しました。
これまで両親の思い込みで「運動系は苦手な子だから」と思っていた子どもも、運動系の長所が見つかったわけです。
これはほんの一例ですが、親が思うよりも子どもは可能性をもっているのです。
少しでも長所が見つかったら、まずは伸ばせる環境づくりをしてあげましょう。
飽きっぽいと思っていた長男が化石堀りには真剣になってた所。
「決めつけはいかんね!」と夫婦で反省しました。
身体・考える力・精神(body mind spirit)3つの健康的な発達を
可能性に満ちた子どもを伸ばすには、次の3つを大切にしましょう。
- 身体(Body)
- 考える力(Mind)
- 精神(Spirit)
すべてがバランスよく育った子どもは、自分がもつ可能性を無限に伸ばせます。
頭だけ伸ばそうとしてもうまくはいきません。
Body・Mind・Spiritの3つを意識して、健康的な子育てをしていきましょう。
お読みくださりありがとうございました!
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私も3人(小5長女・小1長男・2歳次男)の母親です!
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