寝る前の絵本読み聞かせは効果がない? 子どもの吸収力は想像以上

子どもに絵本の読み聞かせをしているのですが、「寝る前の読み聞かせは効果がない」と聞いて、なんだか不安になってしまいました。今までやってたことが無駄だったのかなぁ、って。
ネット上には様々な意見がありますよね。寝る前の読み聞かせは無駄ではないですよ。この記事を読んで少しでも安心して暖かい親子の読み聞かせ時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

寝る前のひととき、お子さんに絵本を読み聞かせるママさんやパパさんも多いのではないでしょうか。

また読み聞かせをしてあげなければと思いつつ、多忙な毎日から日中なかなか読み聞かせの時間がとれない場合もあるかもしれません。そのため、寝かしつけ時に読み聞かせをされている方もいるでしょう。

「寝る前の読み聞かせには効果がない」といった意見もありますが、そんなことはありません。

寝かしつけの時間に絵本を読んであげることには、たくさんの効果があるのです。

こちらの記事では、寝る前に絵本を読み聞かせることで得られる効果を紹介します。

 

寝る前の絵本の読み聞かせは効果がない?

寝る前に絵本を読み聞かせることには、よい効果がたくさんあります。

ただし絵本を読み聞かせることにどんな効果を期待しているのかによって、得られる効果の度合いも変わってくるでしょう。

絵本の読み聞かせを「勉強」ととらえると、効果がないと感じられるのかもしれません。

しかし絵本を読み聞かせる時間は、勉強の時間ではありませんよね。

読み聞かせタイムは、絵本を通して親子が心を通わせる大切な時間なのです。

 

寝かしつけに絵本を読み聞かせるメリットとは?

ここからは寝かしつけの際に絵本を読み聞かせるメリットについて、紹介していきましょう。

絵本の読み聞かせを学習の一環ととらえるのではなく、もっとゆったり広い視野で見てください。

絵本の読み聞かせは何となく良さそうな感じ…と漠然と思っているかもしれません。

改めて、多くのメリットに気づくはずです。

生活リズムが整う

寝かしつけの際に絵本を読むことによって、子どもの生活リズムが整います。

毎日寝る前に絵本を読むことの継続により、親子間のお決まりとなるでしょう。そして日々のルーティンとなるのです。

ベッドに入り絵本を読んでもらうことで、1日が終わり寝る時間であることを子どもは無意識に心得るようになります。生活のリズムが整うことによって、翌朝もスッキリと起きられるように。

健全な睡眠サイクルが整うことで、心も身体も健康に過ごせる土台がひとつ出来上がります。

リラックスして安眠効果

ママやパパに絵本を読んでもらうことによって、子どもはリラックスします。

日中の緊張感や興奮から開放されて、リラックスすることにより安眠できるのです。

リラックスして安眠へ導くために、絵本はそのお手伝いをしてくれるのですね。

寝る前に読む絵本は、ゆったりと安眠できるような内容のものを選ぶとよいでしょう。

安心感に包まれて吸収できる

絵本を読み聞かせてもらうと、子どもは安心感につつまれます。

ゆったりと安心感に満たされたときにこそ、吸収できるものがあるのです。

  • ふだんは気がつかなかったこと
  • 登場人物の心の揺れ動き
  • 細やかな情景

日中の読み聞かせでは見逃してしまいそうな些細なことも、安心感につつまれた寝る前の読み聞かせによって子どもは吸収してくれるでしょう。

 

寝る前の読み聞かせの影響

では寝るときに絵本を読み聞かせるのはどうでしょうか?

絵本の読み聞かせをして寝かしつけることで、次のような好影響があるといわれています。

  • 親子の絆がさらに深まる
  • 記憶力がアップする

どうしてなのか気になりませんか?それぞれ見ていきましょう。

親子の絆|絵本を通して心を通わせる時間

絵本の読み聞かせによって、親子の絆が深まります。

読み聞かせの時間は、絵本を通して親と子がお互いの心を通わせる時間となるからです。

日中に子どもを強く怒ってしまったという日もあるでしょう。

バタバタと忙しく、あまり真っ直ぐ子どもの話を聞いてあげられなかったという日もあるはずです。

そんな日でも、寝る前に絵本を読み聞かせてもらい心を通わせることによって、子どもは安心したり反省したりするきっかけになります。また親の方も「今日はきつく叱りすぎてしまったかな?」と、感じる日もあるでしょう。

そのままの状態で1日が終わっていくのではなく、絵本を読み聞かせることによって子どもとの関係がリセットされます。

このように絵本の読み聞かせは、絵本を通して親子が心を通わせる大切な時間となるのです。

記憶力がアップする

寝る前の絵本の読み聞かせは、記憶力がアップします。

脳にとって、寝る前の1時間に頭に入った内容は定着しやすいと言われているからです。

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の繰り返しで、レム睡眠の時には体は眠っていますが脳は活動しています。

レム睡眠時に記憶を定着させ、ノンレム睡眠時に記憶を結合するのです。

寝る直前にこわい話を聞くと、こわい夢を見てしまうなどの経験はありませんか。

楽しいことを思いながら眠りにつくと、楽しい夢を見たりしますよね。

これは寝る前に仕入れた情報を、脳が整理したり定着させたりするためです。

絵本の読み聞かせも寝かしつけの時間に取り入れると、より効果的。

さらに記憶を定着させるためには、その後6時間以上の睡眠時間が必要という研究結果が出ています。(参考:ハーバード大学ロバート・スティックゴールド博士の研究チームがおこなった研究より)

絵本を読み聞かせたあとは、たっぷりと寝かせてあげましょう。

 

読み聞かせの時間は勉強の時間ではない

寝る前の読み聞かせは記憶力がアップしますが、読み聞かせの時間は勉強の時間ではありません。

教育熱心な親御さんの場合、記憶力がアップするならその時に勉強をさせよう! などと考えるかもしれません。

しかし絵本の読み聞かせは勉強ではないのです。

知識を詰め込む勉強よりも、もっと意外で幅広い豊かな学びを得られるのが読み聞かせです。

絵本を通して子どもに育つ力をあたえる

絵本の読み聞かせを通して、子どもに育つ力をあたえます。

絵本を読む時間を、想像力や感情を豊かに育てる情緒の発達や親子のふれあいの時間としてとらえると、結果的に子どもの発達に好影響をあたえられるでしょう。心の面でも子どもに育つ力がそなわってくるのです。

想像力が働くようになると、他社との関係性もうまくいくようになります。

こういうことをすると相手はこう思う…、そんな、人との関わり方を想像できるようになるのです。

また想像力が豊かになると子どもの視野も広がるため、さまざまなことに興味をもつようになるでしょう。

これは学校に通うようになっても、さらには大人になっても大切な力になります。

周りの人とも上手に付き合えて、周りからも愛されサポートを受け取る力「愛され力」が育まれます。

絵本の読み聞かせで学力がアップする

絵本の読み聞かせをすることによって、学力がアップします。

小さな子どもにとっては、絵本は読んでもらうものといった意識です。

しかし読んでもらっているだけに思えても、子どもはさまざまなものを吸収しています。

  • 語彙力
  • 文章理解力

これらの力が養われることによって、幼稚園や学校においても先生の話が深く理解できるようになります。

読み聞かせをされて育った子や読書をよくする子に学力が高い子が多いのはこれも一つの理由です。

ガリガリ勉強せずとも、自然と学力がアップするのです。

 

寝る前の絵本の読み聞かせで気をつけたいこと

寝る前に絵本を読み聞かせる際に気をつけたいことがあります。

寝る前の絵本の読み聞かせが効果的とはいえ、親が鼻息荒くはじめてしまう前に深呼吸。

わが子の成長に良いと聞くと、力を入れてしまうのが親心です。

ですがここでは、注意したい点を、それぞれ見ていきましょう。

勉強のように読むこと

絵本の効果については前述しましたが、読み聞かせの際にまるで勉強を教えるように読むのは好ましくありません。

たとえば英語に親しんでほしい、多様なものの見方を吸収してほしいとの願いから、英語の絵本を取り入れること。

これ自体は全く問題はないですし、多様な絵本との出会いはとても大事なものです。

しかしそれがあまりにも勉強のようになってしまっては、子どもがリラックスしたり安心したりできず逆効果になってしまう場合も。

勉強とは考えずに、自然な方法で楽しみながら読み聞かせをしてあげましょう。

それだけでも十分な効果がありますよ。

早口に急いで読む

子どもが寝た後に家事を片付けたいなど子どもに早く寝てもらいたい場合には、どうしても急いで読んでしまうこともありますよね。私もよーーーーくやっていました。

しかし早口で読んでしまうと、子どもは絵本の世界についていけなくなってしまうんです。

十分に自分の中でお話の世界を味わうことができないばかりか、ママやパパの焦りやイライラも敏感に感じ取ってしまいます。

絵本の読み聞かせ時間は、親子ともにリラックスしたいひとときです。

できれば急がず、子どもが理解できる速度で読んであげましょう。

どうしても親に絵本を読み聞かせる余裕がないときは、お子さんに理由を話して「今日は読み聞かせはナシ!」にするのも手です。どうしても読んでほしいと言う場合には、字のない絵本や短い絵本を選ぶといいでしょう。

しつけとして読む

寝る前の読み聞かせが子どもにとって効果が高いとしても、しつけとして読むのは好ましくありません。

絵本の内容に対して、子どもへ問いかけをおこなうのはとてもよいことです。

「これはなんだろうね?」

「〇〇ちゃんはどう思う?」

「〇〇くんだったらどうする?」

このように時々子どもへ問いかけをおこないながら絵本を読み進めるのは、非常に効果的です。

しかしこれが度を過ぎてしつけになってしまっては、子どもも冷めます。

「こんなことをしたらダメよ!」

「そうじゃないでしょ? どうしてわからないの?」

読み聞かせがお説教の時間になったら、子どもは読み聞かせの時間を楽しいと思うでしょうか?

しつけだと考えずに、親子で楽しめる時間にできたらいいですね。

こわい絵本を読む

寝る前に絵本を読み聞かせる場合には、こわい絵本は避けたほうがよいでしょう。

前述のとおり、寝る前の記憶は定着しやすいからです。

寝る直前に、こわい絵を見たりこわい話を聞いたりすると、そのまま睡眠中にもこわい思いをしてしまう可能性がありますし、暗くして寝れなくなったりトイレに行けなくなったりするかもしれません。

子どもは時に、スリルがある話やドキドキする話を求める場合もあります。

しかしそういったスリリングな絵本は、寝る前ではなく昼間の時間に読み聞かせてあげてください。

またあまりにもテンションが上がってしまうような絵本も、寝る前には避けたほうがいいでしょう。

これから睡眠へ導くものだととらえ、リラックスしたり安心したりできる絵本をチョイスしたいものですね。

長すぎる絵本を読む

寝る前の絵本が効果的だからといって、あまりにも長すぎる絵本は避けたいものです。

小学生中学年くらいになれば、長文の読み聞かせに慣れてくる子も出てきます。

ですが、赤ちゃんや幼児、小学生低学年くらいまでは、長すぎる絵本は途中で飽きてしまう傾向があります。

集中力や記憶力の問題もありますので、お話の最後まで到達することなく、読み聞かせタイムが終わってしまうのも中途半端になってしまいます。

できれば子どもが眠りにつくまでに最後まで読み終えられるような長さの絵本を、選ぶとよいでしょう。

年齢が上がるほどに、だんだんと長い絵本も理解できるようになります。

長文の読み聞かせに慣れ、読んで読んで!というようになってきたら、ぜひ長い絵本をチャプターごとに分けて読み聞かせしてみてください。

ちなみにわが家は長文の読み聞かせではこういった本を読んでいましたよ。



子どもの吸収力は大人の想像以上|寝る前の読み聞かせは効果がたくさん!

寝る前の読み聞かせに効果がないといった説は、絵本に対する効果を勉強目的としか見ていないために生まれたものと思われます。

絵本の読み聞かせ効果は、「お勉強」だけではなく、さまざまな効果があります。

子どもの吸収力は、大人が想像する以上のものです。

知識を詰め込む勉強よりも、もっと意外で幅広い豊かな学びを得られるのが読み聞かせ。

ぜひ、日々のおやすみ前に絵本の読み聞かせの時間をもうけてみてください。

 

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私も3人(小5長女・小1長男・2歳次男)の母親です!
ママ自身を大切にする幸せな子育てライフ、ともに楽しんでいきましょう^^

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