親心から?「うっかり呪い」にご用心

そう思ってるはずなのに、私たちがうっかり使っちゃってる、子どものチャレンジ精神や「もっと知りたい」って気持ちを押さえつける言葉があるんですよ~。


私たち母親が、ほぼ無意識に使ってしまう言葉、いや…もしかしたら、子どもを気遣う親として当たり前の言葉だと考える方も多いかもしれません。
「うっかり呪い」の言葉?
その言葉とはズバリ「気を付けて」です。
私もフッツ―によく使っちゃうんですよね。
ただ、「気を付けて」の多用には私たちが気を付けて参りたいところ。
この言葉、子どもを心配する気持ちや危ない目にあわないように、という親心から来るのですが、ついつい私たちは言い過ぎてしまうんですよね。注意を促す言葉だったはずが、いつの間にか呪いのように子どもたちを縛り付けるようになる。
見えない連鎖
実は私たちも、その母親たちも、そのまた母親たちも・・・ずっとずっとそのように言葉がけされて今にいたっているんです。だから、私たちもなかなかチャレンジできないことないですか?
「よしやろう!でも・・・」
「これっていい考えだよね!でも・・・」
「でも」のブレーキを踏んでしまうのは、潜在的にある「気を付けて」の呪いが張り付いているというのが大きいんです。「上手く行かなかったら心配をかけてしまう」など、周りにどう思われるかが気になって挑戦できないという方もいるかもしれませんね。
過度な気遣いは、子どもの内側から湧き出るチャレンジ精神や行動力を奪ってしまうことにもなるんです。
小さい頃というのは純粋なだけに「気を付けて」の言葉にある、親の心配や不安を感じとります。
その言葉をずーっとかけられることで、親に心配をかけないように、不安にさせないように…と、「気を付けて」挑戦をしなくなってしまいます。
お母さんの影響力
こちらの動画は、お母さんの表情によって赤ちゃんでさえ行動が変わる!!というのを見られる実験。
9~10ヵ月の赤ちゃんを視覚的に断崖絶壁に見える台の上に乗せ、その向こうにオモチャを置き、そのオモチャの横にいるお母さんに2通りの表情をしてもらいます。
- 心配そうな顔
- 笑顔
結果は・・・
結果はご覧の通り、お母さんが心配な顔をしていると渡れないけれど、笑顔だと渡れるのでーす!
動画は以前こちらの記事でも紹介しました。
没頭力をサポートする
先日、レゴストアへ行きました。レゴストアやイベントで、大きなレゴの作品を見たことありませんか?
↑これ、私たちが使っているサイズのレゴで作られているんですよ!感動~。
レゴストアのスタッフさんたちが作っているのかなー、と思って聞いてみると、なんと「レゴビルダー」の認定を受けた方の作品だそう。レゴビルダーは世界に14人(2019年)しかおらず、日本ではなんとただ一人。
こうやって、好きなことに没頭して極めることができるのも、加速するエンジンをストップさせないことが大切なのですよね。ブレーキをかけるのは、いつも私たち自身です。環境や経験から刷り込まれるものが、私たちの潜在意識までコントロールすることになっているということは、お子さんの場合も言えることです。
心配より応援
ママの影響力というのはとても大きな力を持っていますね。
言葉、特に心からの思いが乗った魂の入った言霊というのは本当に強力。言葉に出していなくても、子どもの純粋さと繊細さは非言語に敏感なので、身体(もちろん表情も)から発するメッセージも受け取ります。
未来を創る子どもたちを預かっている私たち。私たちの行き過ぎた心配が、彼らの伸びようとするエネルギーをストップさせてしまっているのかもしれません。
お子さんに、そして自分自身にも、行動へのストップや制限をかけていないかセルフチェックしてみましょう♪
あなたの相手を思う気持ちは、不安からきていますか?愛からきていますか?
不安な顔で心配するより、笑顔で応援してみてくださいね^^
↑わが家はパーツをたくさん購入してる派。
今日もお読みくださりありがとうございました^^

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