高次脳機能障害の回復にモンテッソーリ教育?発達障害リハビリの事例

中学生で病気とともに併発した脳症の後遺症で、脳に損傷を受けた私。
その時の病気は血球貪食症候群というものですが、それが脳症の直接の引き金となったのかは不明です。
昏睡状態になってしまったので、意識を取り戻すまでにはしばらくかかりました。
- モンテッソーリ教育とリハビリに共通している考え
- 高次脳機能障害の回復に役立ったと実感している取り組み
目次
ご飯も食べられない状態からリハビリを始める
意識を取り戻しても、自力でご飯を食べたりトイレに行くことや話すことなどはできない状態。
ですが、まだご飯も自力で食べられない時から少しずつリハビリが始まりました。
といっても、もちろん最初から自発的に体を動かせたわけではなかったです。
最初は言語聴覚士の先生による「飲み込むこと」の練習をゆっくり始めていくところからのスタート。
そのころから今のような私になるまでのリハビリで感じたことをお話しします。
リハビリを通して感じたこと
特に私が感じたことは、モンテッソーリ教育とリハビリはちょっと似ているということです。
私が受けていたのは、理学療法という運動のリハビリ、
この3種類の中でも特に、作業のリハビリがモンテッソーリ教育の「お仕事」にそっくりでした。
発達を「支援」するという位置づけ
モンテッソーリ教育にも、運動系、感覚や巧緻性、
カバーする分野もリハビリと似ているなと感じました。
モンテッソーリ教育というと、英才教育のイメージが強い方もいらっしゃるでしょう。
ですが根本の、備わっている育つ力、
食育もリハビリになると感じています!
そもそもリハビリとは?
実は私は、大学生の時に北欧へ行き、
リハビリとモンテッソーリ教育の共通点に気づき惹かれたのはその時です。
今の自分の存在を助けてくれたリハビリに似ているモンテッソーリ教育にも当然興味がわきました。
リハビリというのは、
そして、モンテッソーリ教育は、子どもの自立を援助し、
私はモンテッソーリ教育について詳しいわけではありません。
いちリハビリ経験者の視点ではありますが、自立を支援するという根っこが似ていませんか?
自宅でモンテッソーリ的リハビリに取り組む
モンテッソーリ教育とリハビリが似ていることに気づいたのが大学生。
その頃には、病院に通ってリハビリや療育を受けることもなくなっていました。
ですが、巧緻性や言葉の発達については自宅でもっと伸ばせると感じていました。
「何をするか」より大事なこと
リハビリや療育となると、「どんな取り組みをするか」ということに注目しがちです。
ですがそれより大事なのは、どこに働きかけたいのか。
決まったメニューにこだわらず、本人や支援者の感覚を大事にしてみてください。
参考までに、私はこんなことをしていました。
手を滑らかに動かす練習↓
発語の滑らかさのための取り組み↓
焦らず、備わっている育つ力や伸びる力を支援していきましょう!
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私も3人(小5長女・小1長男・2歳次男)の母親です!
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