発達障害の私が20年使っている椅子|じっとしていられない子におすすめ
当時、私は自分が発達障害(学習障害)
ですが、
(実は正直に言うと、今でもそうです。)
そんな私が学生の頃に購入し、大人になり母親になった今でも愛用している椅子を紹介します
- 発達障害の子はなぜ「じっとしていられない・真っ直ぐ座れない」のか
- 姿勢を保ちやすい椅子【バランスイージー】のメリットとデメリット
目次
「真っ直ぐしていると疲れる」姿勢の問題
発達障害あるあるの一つに、「じっとしていられない」というものがあります。
その理由の一つとして、「真っ直ぐしていると疲れる」ということが挙げられます。
この「真っ直ぐしていると疲れる」というのは、日常生活を送る中でかなりの強敵なのです。
真っ直ぐしているだけで疲れるレベルなので、当然集中できていないです。
やる気が「ない」と「出ない」は違う
ダラダラしているのは、やる気がないから…というか、正しくはやる気が出ないから。
「やる気がない」と「やる気が出ない」は違うんですよ。
言い訳みたいですが、この言い訳が誰かの役に立つかもしれないので、言い訳させてください(笑)
やる気を上回る「やる気阻害因子」があるということなのです。
私の場合、その「やる気阻害因子」を弱体化させてくれたのがバランスイージーという椅子でした。
こちらもどうぞ!
やる気阻害因子を弱体化させたバランスイージー
バランスイージーの機能面については、公式ホームページなどで確認できます。
実際に「真っ直ぐ座っていられない」と感じていた者の視点からのポイントをお伝えします。
じっとしていられないなど、発達障害の特性を持つ者にとってのメリットとデメリットはこちらです。
バランスイージーのメリット
ずっと使ってきて感じることは、
対象の身長以内(110~180センチ)であれば、ふくらはぎの隙間部分(スネを当てる部分)を調節することで、理想の姿勢を保つことができます。
私の場合は、この椅子を使い始めた頃と、
すべてがこの椅子のおかげということは思っていませんが、影響はあったと感じています。
- 丈夫:見た目の重厚感そのまま、うっかり体当たりしてもビクともしません。
- 安定感◎:脚の形が特徴的で軋みやズレがなく、気が散る要素がありません。
- 成長しても使える:買い替えがないので、新しいものに新たに慣れる必要がありません。
バランスイージー使用22年目の画像です。
座面やひざあて面のカバーなしで使用しても、20年経った頃にスレが目立ってきたぐらい。
安定性は変わらず、着席時の安心感も抜群です。
バランスイージーのデメリット
デメリットではないのですが、使う方の勘違いがデメリットの評価につながる可能性があります。
バランスイージーはあくまで、良い姿勢を保つ椅子です。
椅子に頼りきりで姿勢が良くなることはありません。
私もそうですが、じっと座っていられない特性のある方は、腹筋が弱い傾向にあります。
人間工学に基づいた椅子
バランスイージーは、腹筋で姿勢を保つことをしなくても姿勢をサポートして
というのもこの椅子は、人間工学に基づき、自然と正しい姿勢になるよう設計されているんですね。
つまり、腹筋がなくても良い姿勢が保ててしまうということにもなります。
なので、バランスイージーを使って姿勢が良くても、自力で姿勢を保てるとは限りません。
バランスイージーがないと、「じっとしていられない」に逆戻りの可能性もあります。
また、腹筋がないまま自力で良い姿勢を作ろうとすると、腰に負担をかけてしまうことにも繋がります。
椅子の使用と体幹トレーニングを組み合わせる
では、自分の力で姿勢を保つということに慣れるにはどうすればいいのでしょう。
それは、できるときに体幹トレーニングも並行して行うことです。
体幹トレーニングもしつつ、この椅子でサポートもしつつ、
椅子に頼るだけじゃない姿勢作りを、発達障害者ユーザー目線ではおススメしたいと思います。
椅子のサポートで特性とうまく付き合う
私にとっては、発達障害の特性とうまく付き合える椅子だと感じたバランスイージー。
メリットだけではなく、もちろん椅子に頼りきりでは上手くいかない部分もあります。
ですが、バランスイージーのサポートを生かしつつ伸ばせる部分の力を付けることもできます。
発達障害の特性に限らずですが、特性を厄介者扱いせず、理解し上手く付き合うのが大事ですね。
YouTube動画でも、バランスイージーについてお話ししています。
実際に子ども用に椅子を調節しているシーンもありますので、参考になれば幸いです。
\こちらも是非どうぞ/
【学習障害】関連記事

引用の際は、記事へのリンクとサイト名を明記の上ご利用ください^^