名古屋の昆虫食自動販売機は大須のどこにある?子どもは食べても大丈夫?



※昆虫の生々しい画像はありませんので、安心してご覧ください。
近年注目を集めている昆虫食。
物珍しさだけでなく、未来の食糧危機を救う可能性や栄養面なども話題です。
そんな昆虫食を手軽に手に入れられる自動販売機が名古屋市中区大須に設置されました。
大須のどこにあるのか、昆虫食は食べても安全なのか。
そして、私たちが知らないうちに口にしているかもしれない昆虫食についてもお伝えします。
- 大須の昆虫自動販売機はどこにあるのか?
- 昆虫食の安全性
- 実は私たちは既に添加物として昆虫を食べている!
目次
昆虫の自動販売機の場所
昆虫の自動販売機は、万松寺ビルにあります。
自販機所在地:万松寺ビルの地上階
最寄り駅:名古屋市営地下鉄 鶴舞線上前津駅
大通り沿いから万松寺ビルに入ろうとすると、狛犬が迎えてくれます。
→2022年は寅年!狛犬ではなく狛寅(狛虎)を見に行った話も是非どうぞ♪
この狛犬のうしろ側に昆虫の自動販売機があります。
狛犬の後ろに階段が見えますね。その真裏に自動販売機は存在します。
昆虫の自動販売機は冒頭の画像のものと合わせて2台あります。
昆虫食以外の自販機もありますが、昆虫自販機のインパクト大で、何が売ってあったか覚えていません(汗)
ラインナップはこちら(1機目)
カブトムシ:1,300円
タガメ:1,400円
セミの幼虫:1,200円
カイコ:1,200円
カイコチョコレート:1,200円
タランチュラ:2,000円
サソリ アジアンフォレストスコーピオン:2,000円
サソリチョコレート:1,500円
黒アリ:1,500円
シロアリ:1,300円
コオロギのゴーフレット(チョコ):700円
コオロギのゴーフレット(ミルク):700円
コオロギあられ:600円
サゴワームチョコレート:1,300円
大豆とコオロギのクッキー:600円
虫キャンディー レモン風味:700円
コオロギカレー マッサマン風:1,300円
オケラ(ケラ):1,300円
サゴワーム:1,500円
バンブーワーム:1,500円
コオロギミックス:1,300円
ラインナップはこちら(2機目)
広島こおろぎ:700円
群馬こおろぎ:700円
こおろぎカレー マッサマン風:1,300円
山形こおろぎ:700円
福島・ソース味 二本松こおろぎ:700円
昆虫煮干し 京都こおろぎ:700円
こおろぎピリ辛麻婆味:700円
ちりめんマゴット(群馬イエバエ):700円
山梨かいこ蛹 甲州みそ味:700円
カブトムシ:1,300円
タガメ(タイワンタガメ):1,400円
タイワンオオコオロギ:1,600円
タランチュラ:2,000円
サソリ アジアンフォレストスコーピオン:2,000円
虫キャンディー レモン風味:700円
コオロギあられ:600円
大豆とコオロギのクッキー:600円
京都こおろぎ
わが子が選んだのは『京都こおろぎ』でした。
自販機には細かい説明も付いていたので、それを読みながらじっくり選んでいました。
京都コオロギの説明がこちら。
旬の京野菜をたっぷり食べて育った京都こおろぎを使用。新しいけれど親しみのある優しい味わいに仕上げました。そのまま食べてよし、お出しにもよし。
お出汁にもよしって書いてあるので、お味噌汁の出汁にも使ってみました!
ドバっと入れる勇気がなくて、2匹しか入れませんでした(笑)
なのでもちろん、出汁の味はよくわかりませんでしたね。
京都こおろぎの原材料は、コオロギと食塩のみ。
わが家が購入した分は、3グラムで約25~30匹入っていましたよ。
個体の大きさによって数は若干変わります。
ものによってはネットで買った方がお買い得なものもあります。
一度チェックしてみるのも面白いかもしれませんね!
昆虫食は誰が食べても大丈夫?
昆虫食の危険性は、まだ十分な研究結果が出ていません。
ですが一般的に、甲殻類アレルギーを持っている方は避けた方が良いと言われています。
というのも、甲殻類に含まれるアレルゲンが昆虫にもあるという可能性が指摘されているからです。
また、アレルギーはなくとも虫の見た目が苦手だという人は避けた方が無難ですね。
トラウマとして残ってしまうと、心理的・精神的に大きなダメージとなります。
- 甲殻類アレルギー
- 虫の見た目が苦手
こういった方は、昆虫食を避けた方が無難といえます。
昆虫食のレストランもある
日本では食材として昆虫を使うことは一般的ではありません。
ですが、海外の有名レストランでは昆虫食を扱っているところもあります。
また、シアトルマリナーズの本拠地にある球場では、2017年から炒ったバッタをメニューに加えているそう。
日本でも、2020年に昆虫食レストランがオープンし、話題になりました。
そしてこの昆虫食、一部の芸能人やアスリートには愛好家も多いのです。
昆虫食の通販をされている【バグズファーム】では昆虫食がお手軽に手に入ります。
昆虫入りのお酒、お菓子をはじめ、昆虫から抽出したオイルを使ったヘアケア商品なども揃っていましたよ。
私たちは、実はもう昆虫を食べている?
『昆虫食』と聞いて、「うわっ、無理…。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが昆虫食は、私たちの知らない間に、すでに私たちの日常に目立たない形で入ってきているのです。
よほど注意していないと避けられないレベルだと言っても、過言ではありません。
具体的には、食品添加物として使われている
- コチニール色素
- シェラック
- 銅クロロフィル
が挙げられます。
コチニール色素
『色素』と付くこちらは、着色料として食品に使われています。
主にかまぼこ、ハムやソーセージ、和菓子や洋菓子、ジュースやアルコールなどに使用されます。
コチニール色素は発色が良く熱に強いという特性があります。
このコチニール色素は、特定のサボテンに寄生するカイガラムシから抽出した色素です。
10年ほど前までは、スターバックスでも使われていたのが、この虫由来のコチニール色素。
スターバックスは今ではコチニール色素ではなく、トマト由来のリコピン色素を使っています。
※コチニール色素の安全性の理由から使用をやめたのではなく、虫由来の色素を使用することをやめるということでした。
シェラック
食品にテカテカとした光沢感を与えるために使われるのがシェラックです。
グミやチョコなどのお菓子、フルーツや錠剤のコーティングなどに使われます。
昔はレコード盤にも使われたそうです。
シェラックは、先ほども出てきたカイガラムシの分泌物で出来ています。
シェラック自体には味がないため、食品の風味を損なうことなく上品な光沢を与えられるのですね。
銅クロロフィル
銅クロロフィルは緑の着色料で、抹茶味やピスタチオ味の菓子類に使われます。
この銅クロロフィルは、桑の葉をたくさん食べて育った蚕の糞からできています。
蚕の糞を乾燥させ、銅と結合させることで『銅クロロフィル』という着色料ができます。
蚕の糞は、昔から漢方やお茶としても愛されてきたものだそうですよ。
まとめ
これから訪れるであろう、食糧難を救う可能性も話題となっている昆虫食。
しかし、昆虫だからと大騒ぎするまでもなく、すでに私たちは昆虫食をしていたのですね。
ですが、昆虫をそのまま食べるとなると、やはりビジュアルから手が進まない方も多いでしょう。
昆虫食自体は、全世界で約20憶の人たちが取り入れているといわれています。
将来の昆虫食の可能性についてはまだ未知ですし、一般的になるかも定かではありません。
しかし確かなことは、昆虫食の浸透は一般庶民の中に徐々に広がってきているということ。
今後の昆虫食の動きは、要チェックです。
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