「育休」から「育業」へ変更で育児休業を取りやすくなる体制整備へ期待

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育休の呼び名が変わるの?中身もなんか変わるといいねぇ。

育児休業の愛称を「育休」から「育業」へ変更すると東京都知事が発表しました。愛称の変更だけでなく、育児休業を取りやすくするための行政サポート体制も整うのでしょうか。

ひろゆき氏出演動画のコメントから見える、他国の育児休業成功例とは?これからの私たちの育業スタイルの進む先は?

 

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「育休」から「育業」に変わった理由とは

育児休業を「育休」とせず「育業」としたのには、「休」という字があらわす「休み・休む」から、うしろめたさを感じる方が多くいるからとのこと。

小池百合子東京都知事は2022年6月29日に開催された、育休取得応援サミットで、「育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組むとマインドチェンジを進める。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」と述べています。

「育児のために仕事を休むのではなく」とありますが、これは「育児のためといって何もせず休むわけでなく」ということでしょうか。たしかに、「育休」というとどうしても「休」のパワーが強くなりますね。わが家でも、私が初めて育休を取った時「一年も休めるなんてパラダイスじゃん!」と言われたことがあります(笑)

当時の私はまだ新米ママで、育児休暇という響きにワクワクしており「よっしゃ、1年休みっ!赤ちゃんと一緒に遊びまくるぞ~♪」くらいに思っていました。

「育休」という文字で、育児休業の人はパラダイスじゃん!と思うような方には「育業」表記への変更は少なからず意味があるでしょう。また私がそうだったように、文字の影響を受けやすい新米ママにも「育業」という表記の方がいいですね。「育休って全然休みじゃない…。」って泣いてましたね、あの頃は(遠い目)

 

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「育業」以外の候補名

今回決定した「育業」意外に候補に挙がっていた呼び方を以下にまとめます。

  • 「育児シフト」
  • 「育児出向」
  • 「育児留学」
  • 「子育てワーク」
  • 「はぐくミッション」
  • 「はぐくみらい期間」
  • 「未来育活(みらいくかつ)」

約1か月という応募期間で8,800件を超す応募があったということからも、関心の高さがうかがえますね!

次の目次でご紹介するABEMAの報道番組によると、育休に変わる愛称のアイデアとして、「配偶者人道支援」「家庭労働期間」「チャイルドケア・バケーション」「ファミリービズ」「ファミリーメンテナンスサポート」などがネットで上がっていたと出ていました。

また、逆に育休を取らずに働いていることを「育児放棄労働」にしてはどうかという意見も寄せられていました。

 

呼び名が変わることで育児休暇への意識は変わるか

ドイツ出身のサッシャ氏によると、育児休業については、ドイツも日本と同じ道をたどっているそう。女性が活躍しているイメージのドイツですが、男性の育休取得率は2000年代のはじめ頃でも3%ほどという状態。そこで、「育児休暇」という名称から「親時間」に変更したところ男性の3割が取得するようになったんですって。
(ABEMA“育休”の新愛称をみんなで提案「育休は義務化でよい」名称変更で増加の事例もより)

呼び名だけ変えたって…という意見もありますが、文字にはかなり強烈なインパクトがあります。特に「休」という漢字は小学校1年生終了レベルの漢字なので、日本人の大人の多くが慣れ親しんできた漢字。

人によって「休」に対して抱いているイメージに若干の違いはあれど、「のんびりできる」「だらだらできる」「好きなことができる」「解放感」「ひゃっほー」…のようなことを思い浮かべませんか?

少なくとも「育休」と聞いて、「休憩する間もないほど忙しい」「トイレに行くタイミングが見つからず膀胱炎を繰り返す」みたいなイメージは湧かないですね。

 

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呼び方の変更だけでなく環境整備に期待!

上で紹介したサッシャ氏と共にABEMA動画に出演していたひろゆき氏は動画中で、「育休」を言い換える言葉として「労働自粛期間」という言葉を出しました。

理由として、日本だと「自粛」ってある意味義務になる。行政から「自粛期間にしてください」といわれると、義務化のように普及するのではないか。とコメントしています。

たしかに、日本人は自主的に休みを取るよりも上から「自粛」と言われた方が休めますね。日本人の国民性ともいうのでしょうか。ちなみにひろゆき氏は、育児休業を義務化した方がいいと思っているそうです。ひろゆき氏が暮らすフランスでは、父親の有給の育児休暇は28日間で、うち一週間の取得が義務付けられています。

日本では、育児休業を取りづらい環境だということが、自主的に休みを取りづらいという環境を作っている一因といえますね。呼び方の変更だけでなく、今後の環境整備にこそ期待したいところです。

今日もお読みくださりありがとうございました。