【舌癒着症・舌小帯短縮症】2歳で手術した経験談|保険・保障の対象になる?


現在小学校4年生の長女は、深刻な舌癒着症との診断を受け、2歳の時に舌小帯を切る手術をしました。
お乳を飲めない程でなければ、生命にかかわることではないということも聞いて、これからを生きる子どもにとってどうするのがいいのか、様々な情報を調べました。
手術へ踏み切るまでかなーり悩みましたので、その体験をシェアしますね。
わが家の娘は手術を受けましたが、対立する情報も受け取り、結局決めるのは親です。
どちらの選択がどうこうではなく、一つの体験談としてお読みください。
お子さんの舌が気になっている方や病院などから指摘を受けている人など、情報の洪水でアップアップしている方が居ましたら(私がそうでした)参考にしていただけたら幸いです。
- 舌癒着症・舌小帯短縮症の手術を娘が2歳で受けた経験談
- 手術入院は保障の対象になったのか
こんな状態でした
この写真のように、舌ベロの下の繋がっている部分が舌の先まで癒着している状態でした。
詳しくは専門のサイトを探してお調べくださいね♪
歯が生える前に撮った娘の舌。
私は、舌がハート型になる様子が可愛くて呑気に写真を撮っていた…
気付いたきっかけ
一番はじめは、出産した病院で言われたんです。
「舌がくっついてるねー」って。その後は、義母の指摘。その辺で焦り始めたかな…。
主人も生まれた時に舌癒着があったんですって。
生まれてすぐにお医者さんがチョキンと切ってくれたそうです。
という話を聞いて、生後間もない診察券もない状態で娘を抱え、口腔外科へ行きました。
ですがその時の先生は「大きくなれば気にならなくなるケースもありますから」と仰ってくださり、そのまま帰宅。
それからは、娘の舌を頭の片隅で気にしながら日々を過ごしていました。
2歳前にたまたま行った耳鼻科咽頭クリニックで、先生から娘の舌小帯の癒着を指摘されました。
成長につれて気にならなくなると言われた旨を告げたところ、この年齢で舌の先まで舌小帯が癒着していたら、手術なしで舌が動くようになることはほぼないと告げられました。
大きくなってもっと意志を表現できるようになるまで待とうかとも思いました。
ですが、舌小帯を切るだけでなく、舌の使い方に慣れる時間や、それまでについてしまう舌の動かし方のクセを考えると、2歳の今が娘にはいいかな、という感じでした。
舌癒着症のおススメ哺乳瓶
娘は母乳を上手く飲むことができず、母親の私はかなり頻繁に乳腺炎になったりトラブルに見舞われるなどしていました。
とはいえ母乳しか受け付けない娘。そんな中で、唯一この哺乳瓶だけは受け付けてくれました。
キャップなしですが、くわえる部分をビンに直付けできるという、手間のかからない所もポイント高い♪と思っていました。
安くてシンプル過ぎるからか、大きいベビー用のお店でも見かけたことのない商品。
私は産院でいただけたのですが、もしトライしたことのない方は選択肢の一つとして是非どうぞ。
手術をするまでの様子
舌癒着症だった娘の状態の記録がありましたので、ここに書いておきます。
当時調べた舌癒着症の特長と娘の状態を照らし合わせてこういうことが書いてありました。
頭蓋:いびつ・絶壁 →なし
毛髪:立っている→なし
顔 :頬部が下膨れ→あり
口腔:鳴き声が濁っている・声が低く太い→なし
喉 :声帯ポリープや黄疸→なし(黄疸は新生児期には続いていた)
皮膚:大理石の様な模様・冷たい→あり
胸部:腹部が膨らんでいる・おならが多い→あり
手 :冷たい・小指を立てる→あり
足 :冷たい・足指が反っている→あり?
生活:抱き癖・鼻づまりの様な呼吸音・あくびが多い→あり
睡眠:寝付きが悪い・腕の中で眠っても、布団に置くと目を覚ます・眠りが浅い・いびきをかく・呼吸音が荒い・無呼吸になる・急に体を動かしたり、笑ったりする・口をあけて寝る→あり
泣き方:頻繁に泣く・苦しそう・弱々しい・理由なく泣く・長泣きする・泣いているときに無呼吸になる→あるけど、無呼吸以外は乳幼児ってみんなそうでしょ。(というツッコミも書いてあったw)
因みに、舌癒着でよく問題視されている発語については何の問題もなく、ラ行サ行もペラペラでした。
決断の基準
手術は全身麻酔で無事終了。
今まで舌が自由に動くものだと知らなかった娘は、術後何度も舌を噛んだようで、しばらくは舌を噛んでは泣いていました。
といっても、1週間ほどで慣れましたが。
切る、切らないの選択は、その行為だけでどちらが正しいか正しくないか決められるものでなく、「子どもが幸せに生きる」という大きな視点で見て判断すればいいと思います。
何に関してもそうですが、調べて感じたのは、どちらもメリットとデメリットがあるということ。
何かを選択するときは、不安や恐怖ではなく愛が原動力であるかどうか、というのが私の中での基準です♪
わが家の長男は舌癒着ではなかったので、こういったことで悩むことはありませんでした。
今1歳の次男は長女と同じく舌癒着。少し成長するまで様子を見ようと思っています。
お読みくださりありがとうございました。
長女の子育てで学んだことを下の子の育児に生かしています
おまけ:保障の対象になる?
当時加入していた共済に、この手術も子ども手術保障の対象となるのか確認してみました。
どうなのかなー?と疑問に思う2つの点があったからです。
- 舌の癒着は生まれつきだけど対象になるの?
- 自由診療には当たらないのか?
いただいた答えは、
- 生まれつきでも、その時に手術の必要性を伝えられておらず医師の指示で様子見→改めて手術の必要を告げられたことから対象。
- 自らの希望で行った手術でなく、違う理由でかかった(喉の痛みか何かかな)病院で舌のことを指摘され手術に至った、医師経由の手術のため保障の対象。
自ら、舌の手術を申し出る形で受診してからの手術だと、美容整形のような自由診療に当たると当時お話をいただきました。
ですが、これはあくまで当時の我が家のケースです。
なので、必要がありましたら直接加入先にお問い合わせくださいね!
娘の時は保障していただけました。
必要な方のご参考になれば幸いです^^
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私も3人(小5長女・小1長男・2歳次男)の母親です!
ママ自身を大切にする幸せな子育てライフ、ともに楽しんでいきましょう^^
わが家のお金をかけずに心をかける家庭教育の中間報告
>>おうち時間を大切にしたら、こうなりました!で、おうち時間を大切に塾も教材もナシで来た長女が、グローバルな視点で大学生や社会人の方たちと日本の未来についてスピーチし合い賞をいただけたことを記事にしています。
少ない教育費で今も未来も豊かに!!を引き寄せましょ♪
